以前の記事に引き続き、「遠征登山で空港を使う時のコツ・注意したいポイント」。今度は搭乗手続き編です!
前回は持ち込める登山道具について紹介していますので、よければそちらもご覧ください。
今回は、実際にいってきた飛行機遠征登山の経験を踏まえて、こうすると荷物預かりや保安検査場がスムーズにいけるなぁと感じたポイントと、空港で役に立った道具を紹介したいと思います。
搭乗手続きのコツ・流れ
出発前
まずは家で準備するところから。
あらかじめ機内持ち込み用にトートバックを購入しておき、前回の記事で紹介した内容に基づいて持っていけないものを省き、機内へ持ち込むものは出しやすい位置にトートバックと一緒にまとめてザックへ入れます。
これで空港まではザックだけ背負っていけばOK。
このとき、安く飛行機を使いたいなら預け入れ無料の積載重量を意識するといいと思います。
2020年11月の時点ではこれを使うようになりました。
自宅で事前にゆっくり調整できるだけではなく、旅先からの帰りにも余裕を持って事前に準備ができるのでオススメです!
スカイマークは20kg以下預け入れ無料だったので、機内へ持ち込むものを抜いた時その重量を下回るように調整していきました。
空港到着後
空港に着いたら、ザックの預け入れを行います。
まずはハンディラップなどでザックをパッキングをするところから。
パッキングが行える広い場所を探しましょう。羽田空港なら下記のような荷造りに丁度いいスペースがありました。
ゴミ袋にポイってして縛ってしまうのも楽でいいかもしれません。
場所を確保できたら、機内に持ち込むものを機内持ち込み用トートバックに移します。
ここでザックをパッキングしていくんですが、パッキング後に持ち込めないものがあるとすごく手間取るので、先に預け入れカウンターでザックの検査をしてもらうと安心です。
実際、「パッキングする前に一度検査をお願いしたい」と伝えたら検査をしてもらえました。
ただ、この時は空いてたから快く受けてもらえましたが、混んでると受付や周りの方に迷惑をかける可能性もあります。
空港の混み具合によりますが、大分早めな時間に行って、2回行列に並ぶつもりで行った方がいいと思います。
問題がなかったらテープでパッキングしてカウンターへ向かい再検査へ。その後預け入れ手続きを行いました。
そして保安検査。機内持ち込み用バッグ以外はほぼ身軽なのでスムーズに通過します。
ここまでのポイントとしては、パッキングの時間(15分程)と、手荷物検査にかかる時間を多めに見積もること。
折角の山旅なので、ワタワタしないためにも早めに家を出発しましょう。
飛行機着陸後後
もし到着地まで飛行機の乗り継ぎがある、かつ一度荷物の回収が必要な場合(使う航空会社が違う等)は、荷物受け取りレーン近くにある台車でピックアップしてそのまま次の預け入れまで持っていくとスムーズです。
空港で使って便利だった道具
機内持ち込みトートバッグ
このあいだの遠征登山での最大の発見がこちら。ショルダー対応(カラビナをつけられるタイプ)のものを買ったことでザックへの外付けが可能です!
機内用のバッグは必要だなぁ、でも山行中邪魔だなぁという問題を解消してくれました。登山向けという訳ではないのでお値段も安め。
上記写真のように、山行中は食べ物じゃない&濡れて構わないもの系を入れて外付けのまま山行できるので、非常に便利でした!
実際に購入したものはもう販売されてなかったんですが、似たタイプのものがありました。
こちらはファスナー有りなので、上記写真のバッグで感じてた機内や山行中物が落ちそうだなぁという不安も解消されそう。
ハンディラップ
空港ではテープでパッキングせず、そのままザックを預ける人も多く見かけましたが、中にはポールが落ちそうな人も。
空港側で袋で包んでくれることを前提でそうしているんだとは思いますが、私のように色々と小物を外側に入れてる場合は袋内でポロポロ落ちる可能性もあるし、腰のバックル部分が袋上から何かに引っかかって破けるかも知れない、万が一無くすと命に直結するかも…などと色々考えて、念のために購入。
実際にやってみると持ち運びにやや難がありますが、やっぱり安心感がありますね。
またパッキングだけでなく、傷口を塞いだり何か固定したりするのにも便利そうだなぁと感じてます。
まとめ
混雑してる場所だと迷惑かけないかすごく不安になるタイプなので、なるべくストレスフリーにパスしたいなぁとまとめてみました(ヽ´ω`)
せっかくの遠征登山なのに紛失や段取りのトラブルがあると勿体無いですよね。ちょっとでも参考になると嬉しい限りです!
海外はまた違うかもしれないので、来月北欧トレッキングに行った後またまとめようと思います(`・ω・´)
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