出雲大社
縁結びの神だけではなく、福の神としても名高い出雲大社。
よく「いづもたいしゃ」と呼ばれたりしますが、ただしくは「いづもおおやしろ」だそうです。
御祭神は「大国主大神」を主祭神として祀っており、二礼四拍手一礼という参拝方法なのが特徴的です。
無限を表す八で神様に限りない拍手をもってお讃えする作法とのことで、また5月14日の例大祭では二礼八拍手一礼となるそうです。
普段はその略式として四拍手となっているそう。
一般の旧暦10月は「神無月(かんなずき)」と呼びますが、出雲では日本全国の八百万の神々が集まるため、「神在月(かみありづき)」と呼ぶのも面白いですが当然ですね。
ちなみに旧暦11月は「神帰月(かみかえりづき)」らしいです。
神楽殿の大注連縄(長さ13.6m・重さ5.2t)も有名ですが、日本一の大きさを誇る国旗があり、畳75畳の広さ(約14m×9m)でポールの高さは47mという大きさです。
調べて初めて知りましたが、「注連縄にお賽銭を投げ、刺さると縁起がいい」という噂があるそうですが、罰当たりなので止めましょうと出雲大社公式がアナウンスしていました。なんとも凄い噂ですね…
しかし拝殿の方が小さな注連縄なのは何故なんでしょう?不思議。
かつては空に聳える巨大神殿だったとされる根拠となっているスギの大木(1本の直径1.3m)を3本束ねた跡が2000年に発掘され、金輪御造営差図に書かれていたものが本当にあったのではないかとなっています。(出雲大社HP)(東京国立博物館HP)
「心御柱(しんのみはしら)」や「宇豆柱(うずばしら)」とみられる発掘された柱。
宇豆柱は9セットあったそうで、相当な大きさのものだったんでしょうね。
ご本殿付近にはその跡が記されていますので、是非大きさを味わってみてください!
出雲大社の境内には、様々なところにウサギの石像があります。
「因幡の素兎(いなばのしろうさぎ)」がモチーフで60羽以上の兎があり、それぞれ個性があって可愛いです(*´ω`)くまなく散策してみるとこんなところにも( ゚Д゚)って感じで見つけられるので是非!
綺麗なお花も楽しめるのでフラフラ散策はいいですね。
稲佐の浜
国譲り、国引きの神話で知られる浜の「稲佐の浜」(旧暦10月10日には全国の八百万の神々をお迎えする浜)が出雲大社の西約800mにありますので、そちらも是非(/・ω・)/
瑞垣の外、御本殿後方の八雲山裾に鎮座の「素鵞社(そがのやしろ)」です。この御社殿の床縁下の御砂をいただき帰って御守としたり、また屋敷の土地、あるいは田畑に撒き清めて神様のご加護をいただくという信仰が古くからあります。
出雲大社
これは、ただいただいて帰るだけではいけません。まず、日本海に臨む稲佐の浜(出雲大社より西へ約800メートル)の浜辺の砂を掻き採って素鵞社をお参りし、稲佐の浜で搔き採ってきたその砂を床縁下に置き供え、そして、従来からある御砂をいただいて帰るというものです。
というものがあるので、まずは稲佐の浜で御砂をいただき、出雲大社に参拝するのがオススメです。
また浜の北東には屏風岩(国譲り岩)があり、大国主大神と建御雷之男神(たけみかづちのおのかみ)が国譲りの交渉をしたということが伝えられています。
浜の南には、国引きのときに島を結ぶ綱になったという長浜海岸(薗の長浜)が続いています。
こちらも特に見栄えのあるところではありませんが、色々と散策しがいのあるところです(*´ω`)
アクセス
〒699-0701 島根県出雲市大社町杵築東195 出雲大社社務所
TEL:0853-53-3100
FAX:0853-53-2515
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