今回の内容
今回は動画のタイトルに使用する、水紋のアニメーションを作って行きます。
今回の記事は、After Effects 2020を使用し作成しました。
行程
まずはテキストレイヤーや画像レイヤーをプリコンポジションしておいてください。
1.AEで新規コンポジション → 新規平面を作成
新規平面は、「レイヤー」 → 「新規」 → 「平面」で作成します。
※今回のサイズ:1280 x 720px
2.ウェーブワールドを加える
「エフェクト」 → 「シミュレーション」 → 「ウェーブワールド」を適用し波紋を作ります。
2-1 再生ヘッドをコンポジションの先頭に移動
2-2 以下の変更をする
・表示:高さマップ
・エッジの反射:すべて
・プロデューサー1の周波数:3
2-3 プロデューサー1の周波数のストップウォッチをクリック
2-4 再生ヘッドを0.5秒進め「周波数」を0にし、「振幅」のキーフレームを設定
2-5 0.5秒進め「振幅」を0にし、平面をプリコンポーズレイヤーの下に移動して非表示に
※プロデューサー2の位置を変えて設定すると、震源が2つに増えます。
3.コースティック(光の反射)を追加
プリコンポーズレイヤーを選択(今回はテキストレイヤー)し、「エフェクト」 → 「シミュレーション」 → 「コースティック」を適用し、煌めきを再現していきます。
水の表面のカラーやライトのカラー、位置を変えることでも印象が変わります。
3-1 「水」セクションの「ソース」を「エフェクトとマスク」に変更
3-2 再生ヘッドを1秒ほど進め、「波形の高さ」「スムージング」「表面の不透明度」「鏡面反射」の開始キーフレームを設定し、値を変更して効果のかかり具合を調整します。
3-3 波を弱くするため、再生ヘッドをコンポジションの終わりに移動し、「波形の高さ」「スムージング」「表面の不透明度」「鏡面反射」の終了キーフレーム値を設定して、波を弱くします。
4.タービュレントノイズを加える
水紋のレイヤーを選択し、「エフェクト」 → 「ノイズ&グレイン」 → 「タービュレントノイズ」を適用し、再生ヘッドを最初に移動し以下の設定をします。
・フラクタルの種類:渦巻き
・コントラスト:下げる(80くらい)
・スケール:増やす(220くらい)
・複雑度:下げる(2くらい)
・展開:キーフレームの設定
・不透明度:値を下げ(15くらい)、キーフレームを設定
・描画モード:ソフトライト
再生ヘッドをコンポジションの最後に移動し、「展開」を5xに設定して、「不透明度」をゼロにします。
機能メモ
・平面レイヤーの色変更
エフェクトコントロールで変更したいレイヤーを選択 → 「レイヤー」 → 「平面設定」で色の変更可
まとめ
コースティックでの色の作り方が今回の難所かなぁと。
背景色の印象が変わらないような色を使いつつ、微調整をしていく感じで今回は進めてみました。あえて全く違う色を乗せるのも面白いかもしれませんね。
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