前回と今回の2回で映画風のカウントダウンアニメーションを完成させていきます!
最終的に作るイメージは次の通りです。
前回作った動画にエフェクトを重ねていき、完成となります。
今回の記事は、After Effects 2022を使用し作成しました。では早速作っていきます!
1.新規レイヤーにフラクタルノイズを加える
新しい平面レイヤーを作成し、エフェクトの「フラクタルノイズ」を追加します。
エフェクト&プリセットの「ノイズ&グレイン」のなかに「フラクタルノイズ」があります。
2.フラクタルノイズを設定
イメージするノイズに近づけるため、フラクタルノイズを設定していきます。
今回は以下の設定にしました。
・明るさ:-300
・複雑度:6.3
・ランダムシード(展開のオプション):キーフレームを打ち、コンポジションの開始0、終了1000
コントラストでは、チリの多さを変更できます。値が大きければチリが多くなります。
明るさはチリの大きさをどれだけ見せるかを変えられます。
プラスだとゴミ多し。マイナス過ぎるとチリが消えてしまいます。
複雑度はチリの形をどこまで残すかを変更できます。
0に近いとぼやっとした形に、値が大きければキリっとした感じがでます。
ランダムシードでは、チリの動きを付けます。適当な数値で大丈夫です。
3.作成したレイヤーを反転する
2までの状態だとチリが白色となっていますので、[エフェクト] → [チャンネル] → [反転]で色を反転させます。
4.縦の直線のノイズを作成する
3までで作ったレイヤーを複製(Ctrl+D)し、加工していきます。
[トランスフォーム] の設定を以下の設定にしました。
・スケールの幅:1
・スケールの高さ:10000
5.映像と組み合わせる
まずは今回作った2つのレイヤーの描画モードを変更します。
(加算、比較(暗)、乗算、オーバーレイなど試してしっくりくるものにします)
今回は比較(暗)にしました。
少しチリや線が強いかなぁという印象でしたので、不透明度を調整してノイズの作成が終了です!
6.周辺減光を加える
古さなどをもう少し加えたいなぁと思ったので、おまけで周辺減光を加えます。
[調整レイヤー]を追加 → [エフェクト&プリセット] → [cc vignette]を適用します。
Angle of View:画角の調整ができ、小さいと大きな円になり、大きいと小さな円になります。
Center:周辺減光の円の中心を指定できます。
Pin Highlights:元のイメージのハイライトを調整できます。値が大きいほうが元のハイライトに。
まとめ
放射状ワープの回転方向や変換完了のキーの調整などで印象が変わってきます。
自分なりに納得のいく時間などを見つけてみてください!
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